車中泊

車中泊の始めかた 必要なアイテムは?どこで泊まれるの?

2023年6月6日

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車中泊を始めたいけど「何が必要で、どうやったらいいかわからない」とためらっている人も多いと思います。

僕は車中泊を始めて1年半が経ちいろんな所に出かけてきましたので、経験をふまえ必要なアイテムやおススメの車中泊場所を解説したいと思います。

車内の様子

本記事では、車中泊をこれから始めたい人向けに、以下を前提として書いていきます。

  • 車中泊をやりたいけど、これからもずっと続けるかわからない
  • 必要最低限のアイテムは準備するけど、それ以外は続けると決めてからそろえたい
  • 真夏や真冬ではなく比較的過ごしやすい春か秋に車中泊する

車中泊に必要なもの

初心者のかたが車中泊するのに最低限必要なものは、ズバリ以下のものです。

これ以外に「あればいいな」と思うアイテムは後述しますので、そちらでご確認ください。

  • できればフルフラットになる車
  • 寝袋(布団でもOK)
  • 目隠し
  • ランタン(灯り)

できればフルフラットになる車

シートがフルフラットになるのが一番ですが、多少斜めになる部分があっても大丈夫です。
ただ、寝ころんだ時、腰のあたりにシートの凸凹があるのは快適じゃないので、マットや衣類で凸凹をうめましょう。

快適さは人それぞれです。快適に寝れそうなら大丈夫です。

ちなみに僕は昔、日産のキューブという車で車中泊していました。
完全にフラットにならない車でしたが、車中泊できました。

キューブは前列の背もたれを後ろにグッと倒せば後部座席とつながってフラットになります。
後部座席の背もたれも倒して完全にフラットになればいいのですが、完全には倒れないのでフルフラットになりません。
後部座席の背もたれがリクライニングした状態ですが、足を伸ばして寝ることができました。

寝袋(布団でもOK)

車内で寝た時、明け方は結構冷え込むときもあるので寝袋を用意しましょう。
もしなければ、いつも使っている布団でOKです。

寝袋の場合、シートの凸凹が気になるようでしたら、インフレーターマットを敷くと快適になります。

※インフレーターマットとは普段は丸めて収納しておき、使う時にバルブを開けると勝手に空気が入ってマットになるものです

目隠し

車の外から中をのぞかれないように窓に貼るものです。

車種専用の目隠し(シェード)やカーテン、銀マットを加工したもの(DIY)などいろいろあります。

車中泊を続けるかどうかわからない段階で、高価なものは買いたくありませんよね?
その場合、「ロープを張ってバスタオルや毛布で目隠しする」「ネオジム磁石で布を引っ掛ける」「レジャーシートで代用」といった対策で最初は充分だと思います。

目隠しは、運転席側と助手席側、後部座席の左右、フロントガラスとリアガラスで枚数が多くなりますが、できるだけ隙間のないようにしましょう。隙間が大きいと外から中の様子が見えてしまいます。

ランタン

車中泊する時にはエンジンを切る必要があります(必須です)

エンジンを切ったまま車内灯をつけるとバッテリーが上がるので、ランタン(ライト)が必要になります。
小さいランタンが2つあれば十分です。もし、なければ懐中電灯で代用しましょう。

車中泊する場所

多賀サービスエリア

車中泊する場所は以下のところがありますが、おススメはサービスエリアです。
ただしサービスエリアや道の駅、オートキャンプ場では車中泊を禁止しているところがあるので、確認してから車中泊するようにしてください。

  • サービスエリア
  • 道の駅
  • オートキャンプ場
  • RVパーク

サービスエリア

初めて車中泊する場合はサービスエリアをおススメします。

サービスエリアは明るいし、人の出入りがあるので防犯上安心感があります。
24時間使えるトイレや自動販売機、場所によってはコンビニもあるので便利です。

でも一晩中、車や人の出入りがあるので、うるさいと思うかもしれません。
気になる人は耳栓やアイマスクを準備しておきましょう。

また、サービスエリアより規模の小さいパーキングエリアもありますが、ここは人が少ないこともあり防犯面を考えるとサービスエリアのほうがおススメです。

道の駅

道の駅も24時間使えるトイレがあるので安心です。
ただ、道の駅によっては、真夜中には外灯が消えて真っ暗になるところがあります。

トイレは24時間使えるけど、行くのがちょっと怖かったりします。
「初めていくところで夜真っ暗というのはちょっと」という方は何回か車中泊をしたあとで利用してみてはいかがでしょうか?

道の駅では「車中泊禁止」のところもあるので、くれぐれもルールの確認をお願いします。

オートキャンプ場、RVパーク

オートキャンプ場やRVパークを使うには予約が必要です。
急にルートや日程を変更できるのが車中泊の魅力ですが、車中泊のメリットである自由さが制限されることになります。

あったら便利なアイテム

車中泊を続けていこうと思ったり、初めてだけど少しは快適に過ごしたいと思う人は以下のアイテムを準備してみてはいかがでしょうか?

  • テーブル
  • ポータブル電源
  • 網戸
  • サーキュレーター
  • 折りたたみのクーラーボックス
  • 電気毛布
  • IHコンロ、ケトル

テーブル

テーブル、ランタン、サーキュレーター、目隠し、IHコンロが写っています

車内でご飯を食べたり、お菓子を食べながらくつろいだりする時にテーブルがあると便利です。

脚を折りたためるテーブルがあれば十分ですね。
テーブルを置くとなぜか秘密基地感が出てきます。笑

ちなみに、僕の車はフリードプラスで、テーブルをDIYしました。

DIYしたテーブルです

ポータブル電源

車内でIHコンロやサーキュレーターなど家電製品を使う時に必要です。
特に真夏や真冬に車中泊したり、2泊以上の車中泊をしたりする場合には欠かせません。

僕はEcoFlowポータブル電源(RIVER Pro)を愛用しています。
今は、RIVER2シリーズが販売されていますね。
サイズ、容量などが2泊3日程度の車中泊にはピッタリです。

容量が大きいとサイズも大きくなり、車内での置き場に困りますが、コンパクトなタイプなら問題ありません。

また、災害時の停電に備えて一家に一台用意してもいいかもしれません。

網戸

真夏の車中泊では窓を開けて寝るので、虫が入ってこないように網戸がいります。
ポータブルクーラーを持っていれば要りませんが、たいていの人はクーラーまで準備していないのではないでしょうか。
ちなみに僕は持っていません。

網戸もいくつか種類がありますが、初めのころはドアにかぶせるタイプで充分だと思います。

  • ドアにかぶせるタイプ(汎用品) 
  • 窓枠にはめ込むタイプ(車種ごと)

サーキュレーター

真夏の車中泊では窓を開け、サーキュレーターを回して寝ます。
扇風機でもいいのですが、車内の空気を動かせるサーキュレーターが気に入っています。

折りたたみのクーラーボックス

クーラーボックスを持っていると冷えた地ビールやお造りを買って車中泊する場所に着くまで、安心して保冷しておけます。

ハードケースのクーラーボックスでもいいのですが、使わない時に邪魔にならないよう折りたたみのほうが使い勝手が良いです。

電気毛布

冬の車中泊では寒さ対策が必要で、中でも電気毛布が温かくて安全です。

IHコンロ、ケトル

IHコンロは、晩御飯のお惣菜(焼き鳥とか唐揚げ)や朝食のパンを温めたりするのに使っています。

車内で本格的な料理はしませんが、現地でお肉を買ってIHコンロで焼肉したこともあります。

ケトルはお湯を沸かしてお味噌汁やコーヒーを飲むのに役立ちます。
車内でお湯を沸かしてコーヒーを飲む。贅沢な時間です。

車中泊におススメの時期

車中泊におススメの時期は、春か秋です。

暑すぎず寒すぎずですから。

その分、必要なアイテムが少なくて済みます。
例えば、サーキュレーターや電気毛布がいらない。そうなるとポータブル電源もいらない。網戸もいらない。という感じです。

車中泊のタイムスケジュール

僕が車中泊する時のおおまかな流れは以下のような感じです。

人気のある車中泊スポットは遅ければ満車になることもあります。
早めに着いて明るいうちに周辺を散策するのも楽しいです。

  • 日中:観光
  • 観光後:温泉と車中泊する場所を探す
  • 16時ごろ:温泉で汗を流す
  • 入浴後:地元スーパーで晩ご飯と翌朝の食材を購入しつつ、車中泊場所へ移動
  • 17時ごろ:車中泊場所へ到着
  • 地元食材と地酒、地ビールで夕食
  • マットや布団を敷いて寝る準備
  • 車内でくつろぎ、就寝

まとめ

車中泊を始める時は、まず必要最低限のアイテムをそろえましょう。

快適さを求める場合は、「あったら便利」と思うアイテムも準備しましょう。

パートナーや家族に「車中泊の良さをわかってもらう」ためには、快適さを重視してある程度のアイテムをそろえておくほうが「次」につながると思います。

僕が初めて車中泊した時の様子がこちらです。
本格的に車中泊をしたかったので、車はフリードプラスにして必要なアイテムをそろえました。
今思えば最初からまあまあ準備していたんだなと思います。笑

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