お出かけ

大阪から与論島への行き方【行ってみた感想】

2023年5月18日

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沖縄本島のすぐ北にある鹿児島県の島。与論島。

大阪から行くにはどのルートがあるの?と疑問に思う方も多いはずです。

フェリーを使う場合は気をつけることもあるので、チェックしてみてください

大阪から与論島へのアクセス

大阪から与論島へ行くには、飛行機かフェリーで行くことになります。

残念ながらどちらも直行便はありません。


  • 飛行機だけで行く場合

    関西空港か伊丹空港から、鹿児島空港か那覇空港を経由して与論空港へ行きます。
    一番早く着くルートなので、現地でおもいっきり楽しみたい人におススメです。


  • フェリーだけで行く場合

    大阪から鹿児島県を経由し、与論港へ向かうルートです。
    とても時間がかかるのと車もあわせて乗せると運賃も結構高くなります。
    時間に余裕があって優雅な船旅を楽しみたい人におススメです。


  • 飛行機とフェリーを組み合わせる場合

    大阪から飛行機で那覇まで行き、那覇からフェリーで与論島へ向かうルートです。
    フェリーの運賃が安く那覇も観光したいという人におススメです。


飛行機だけのアクセス

与論空港
飛行機を降りて到着ゲートへ(与論空港)

那覇空港経由か鹿児島空港経由で悩みますが、鹿児島空港経由のほうが料金が高いので、よっぽどのことがなければ那覇空港経由になると思います。

那覇空港から与論空港へ行く飛行機は、繁忙期で2~3便なので、その便から逆算して大阪の空港を出発することになります。

LCCを使う場合は関西空港からの出発です。

飛行機でのルート

メリット

一番早く与論へ到着できる

デメリット

飛行機代が高い

那覇から与論への飛行機

  • 那覇から与論へ向かう飛行機の出発時間は、5月ごろは「13時15分発」の1日1便。8月ごろになると「12時15分発」「13時10分発」の1日2便になるようです。いずれにしても、1日2~3便なので貴重です。
  • 座席数が100席未満の飛行機なので、機内持ち込みのサイズは「3辺の合計が100㎝以内(45cm×35cm×20cm)」です。115cmではありませんので、ご注意ください。

鹿児島から与論への飛行機

  • 鹿児島から与論へ向かう飛行機の出発時間は、5月ごろは「13時10分発」の1日1便。8月ごろは「13時発」で1日1便は変わらないようです。こちらも、だいたい1日1~2便なので貴重です。
  • 座席数が100席未満の飛行機なので、機内持ち込みのサイズは「3辺の合計が100㎝以内(45cm×35cm×20cm)」です。115cmではありませんので、ご注意ください。

フェリーだけのアクセス(一部車移動等あります)

マルエーフェリー(与論港への着岸)
フェリーだけのアクセスルート

大阪南港からフェリーに乗って志布志港へ行き、鹿児島新港へ移動して与論港行きのフェリーに乗ります。

フェリーに2回乗りますが、2回ともフェリーで宿泊することになります。

時間に余裕があればゆったりとした船旅を楽しむことができますが、時間のない場合、フェリーだけのルートは現実的ではないかもしれません。

マルエーフェリーHPより(鹿児島新港から与論港へ)

メリット

何といっても船旅は楽しい。優雅~!

デメリット

  • 時間がかかる
  • 車もフェリーに乗せる場合は、運賃が高くなる(大人1人と車で「さんふらわあ」が4~5万円、「マルエーフェリー」が6~7万円)
  • 志布志港から鹿児島新港へ移動しなければいけない。

飛行機とフェリーをあわせたアクセス(一部車移動等あります)

飛行機とフェリーを組み合わせたアクセス

ここでは那覇経由のルートを書いています。
鹿児島経由のルートもありますが、鹿児島からのフェリーの時間がかかりすぎるのでここでは割愛しています。

大阪(関空・伊丹空港)から那覇空港へ行き、那覇港へ移動してフェリーで与論港へ向かうルートです。

那覇港
那覇港
与論港
与論港

メリット

  • 那覇港から与論港へのフェリーが安い(大人1人4,290円) (那覇-与論の飛行機は約17,000円)
  • 那覇市内の観光ができる

デメリット

  • 那覇港の出港時間は朝の7時なので、那覇で1泊しなければいけない(でも、宿泊しても飛行機より安いかも)
  • 悪天候の時は与論港に入れないときがある(経験済みです。沖永良部島(和泊)まで行きました。)

実際、与論島に行ってみて【気をつけたいこと】

これまで「飛行機だけのアクセス」と「飛行機とフェリーをあわせたアクセス」の2つを経験しました。

「時間に余裕がない」「現地で思いっきり遊びたい」「悪天候になりやすい時期」の場合は「飛行機だけのアクセス」。

「少しでも安く済ませたい」「時間に余裕がある」「沖縄も観光したい」場合は「飛行機とフェリーをあわせたアクセス」がおススメです。

それぞれの場合に気をつけておきたいことは以下のとおりです。

【飛行機】那覇空港の乗り継ぎは余裕をもって

ゴールデンウィーク明けに那覇空港経由で与論島へ行きました。乗り継ぎ時間が結構ギリギリだったので、余裕のある時間設定をするほうがいいです(当たり前ですが)

その時の状況を書いておきますので、よろしければご覧ください。

「9:50関空発 12:10那覇着」と「13:15那覇発 13:55与論着」の便で行くことに。那覇での乗り継ぎ時間は1時間5分の予定です。
乗り継ぎ時間は1時間もあるので大丈夫かな?と気楽な気持ちで向かっていました。
でも、那覇空港を出発する飛行機に乗るには保安検査場を20分前に通過しなければいけないので、実際には45分しか余裕がなかったのです。

さらに、関西空港の出発がまさかの20分遅れ。えっ大丈夫?

フライト時間が予定より短くなったようで12:05には那覇空港の滑走路へ着陸。
ヨシヨシ!と思いきや、飛行機が完全に止まるまで10分かかり、止まってから扉が開くまで時間がかかり、順番に下りるのでさらに時間がかかり。降りてから到着口までバスで移動するのでさらに時間がかかり。

結局、到着口を出たのは12:30ごろ。そこから出発ロビーを探して歩いて・・・。

13時15分発の飛行機は、チェックインが省略できる「タッチアンドゴー」だったので、20分前までにはなんとか保安検査場を通過。

もし他に何かあれば、間に合わずに与論島へ行けなくなっていたかもしれません。

乗り継ぎ時間は2時間くらいはみておくほうがいいと反省しました。

【フェリー】悪天候のため「与論港 抜港」の経験

3月下旬に与論島へ行ったときは、飛行機で大阪から那覇まで行き、フェリーで那覇から与論まで行きました。
フェリー代の安さが魅力です!

フェリーの出港時刻が朝7時なので那覇市内で一泊。
早朝に那覇港を出港し本部港(沖縄)の次に与論港へ入港する予定でした。
乗船する時には「条件付運航」となっていました。

条件付運航の場合、「急激な天候変化により運航時間の変更、抜港(港に接岸できず次の寄港地へ向かう)や港変更になることがあります」とマルエーフェリーさんできちんと書かれています。

でもでもでも。
「まさか入港できないなんてないよね」と気楽に構えていましたが、いざ与論島に近づいたころに「悪天候により与論島には入港できないため抜港となります」のアナウンスが!

えっ?えっ?えっ?そんなんあるん?
次、どこの港にとまるの?

与論島が抜港になった時点では、次の和泊港(沖永良部島)に入港できるか確定していないんです。
次も抜港なら亀徳港(徳之島)へ。そこも無理なら名瀬港(奄美大島)へ。
こういうルールのようです。

幸いにも(幸いなのかわかりませんが)、次の沖永良部島で下船できたので、翌日の戻りのフェリーが来るまで沖永良部島で一泊となりました。

結果として、フェリーは天候の影響を受けやすいことがわかりました。
フェリーで行く際には注意しておいたほうがいいです。

沖永良部島伊延港
沖永良部島(悪天候だったので和泊港ではなく伊延港に着岸)
昇竜洞
昇竜洞(沖永良部島)

フェリーを使う場合は、悪天候で抜港になることも想定して予定を立てるほうがいいですね。

また、飛行機代やフェリー代、便数は季節やプランなどによって変わりますので、実際に行かれるときにご確認ください。

ウドノス海岸
ウドノス海岸
台風シーズンは注意してください!

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