2026年、四緑木星の方にとって、人生の景色がガラリと変わるような大きな転換期が訪れます。
「今のままでいいのだろうか」という漠然とした迷いや、現状への閉塞感を感じてはいませんか。
2026年は、良い意味で変化を強制される年です。この波に乗り、吉方位への車中泊旅で運気を整えることで、迷いは確信へと変わり理想の未来を描けるようになります。
変化を恐れず、新しい自分に出会う旅へ出かけましょう。今まで見たことのない絶景と幸運が、四緑木星の方を待っています。
四緑木星の人の生まれ年
九星気学は旧暦の考え方に基づいているため、1年の始まりを1月1日ではなく、2月4日（立春）として扱います。
そのため、各年の「2月4日〜翌年2月3日」に生まれた方が四緑木星となります。
※各年1月1日〜2月3日生まれの方は、前年の「五黄土星」になるので注意してください。
- 1933年（昭和8年）
- 1942年（昭和17年）
- 1951年（昭和26年）
- 1960年（昭和35年）
- 1969年（昭和44年）
- 1978年（昭和53年）
- 1987年（昭和62年）
- 1996年（平成8年）
- 2005年（平成17年）
- 2014年（平成26年）
- 2023年（令和5年）
目次
四緑木星の基本性格（本来こんな人）
四緑木星は、世界中を自由に吹き渡る風のような性質を持っています。
- 誰からも信頼されるコミュニケーションの達人。物腰が柔らかく相手の懐にスッと入るのが得意です。「あなたになら」と本音を打ち明けられることも多く、人と人をつなぐ調整役として自然と人の輪の中心にいます。
- 争いを避けて調和を保つバランサーです。自分の主張を押し通すよりも、周囲との協調性を大切にします。角を立てずにその場を丸く収める気配りができるため、組織やグループには欠かせない存在です。
- 気配り屋ゆえの優柔不断さがあります。周囲に気を使いすぎて自分の結論が出せなくなることがあります。時に八方美人と誤解されることもありますが、それは優しさの裏返しでもあります。
普段は周囲の流れに身を任せる穏やかなタイプですが、2026年は目の前に大きな変化が現れるため、「自分で決めて、自分で選ぶ」という力強い一面が引き出されることになります。
2026年の全体運（変化の波に備える！未来を見据えた基礎固めの年）
2026年、四緑木星は「艮宮（ごんきゅう）」と呼ばれる北東の方位に入ります。
ここは季節で言えば冬から春への変わり目であり、運勢のサイクルにおいても「変化」や「改革」を象徴する場所です。
これまで順調に進んでいたことが急にストップしたり、逆に諦めかけていたことが動き出したりと、予想外の展開が起こりやすい一年です。
周りからの変化はありますが、準備不足で何かスタートさせるより、今後の計画を入念に考える一年にしたいところです。来年以降に実行に移せるよう、今はしっかりと足元を固めておきましょう。
なぜ2026年は「変化の年」なのか？
後天定位盤と年盤を照らし合わせることで、なぜ2026年が変化や改革の年なのかを解説します。
1. 基本の地図（後天定位盤）
これは、星の定位置（本来の居場所）を示す基本の図です。
左下にある北東の位置は、本来、八白土星がいる場所です。
八白土星は「山」を象徴し、積み上げたものが一度止まり、そこから新しく生まれ変わる「変化・継承・停止」をつかさどる星です。
2. 2026年の地図（年盤）
2026年の年盤では、四緑木星は北東に移動しています。
2026年の四緑木星は、「山」や「変化」を意味する場所に一年間滞在することになります。
3.「風」が「山」にぶつかる時
本来、自由に行き来する「風（四緑木星）」が、どっしりと動かない「山（八白土星）」の場所に入ります。
風が山にぶつかると、強制的に風向きが変わるように、2026年はこれまでのやり方が通用しなくなり、新しい方法を探す必要が出てきます。
この強制的な方向転換こそが、2026年が「変化の年」と言われる最大の理由です。
艮宮がもたらす「停止」と「再始動」
艮宮は「山」を表します。
平坦な道から急斜面に差し掛かったとき、どんなに準備万端でも一度ペースを落として急斜面を登るためのギアに切り替える必要があります。2026年の停止は不手際で止まるのではなく、より高い場所へ登るために必要なシフトチェンジの時間です。
運気が「これまでのやり方では通用しないぞ」と教えてくれているのです。
艮宮を定位置とする八白土星には、古いものを壊して新しいものを創る「スクラップ＆ビルド」の作用があります。
焦って無理に動かそうとするのではなく、止まっている間に不要なものを手放し、身軽になっておくことで、再始動した時に驚くほどのスピードで上昇気流に乗ることができます。
激動の「丙午（ひのえうま）」が四緑木星の情熱に火をつける
2026年の干支である丙午は、60年に一度の強烈な火のエネルギーを持ちます。これは四緑木星に限った話ではなく、世の中全体が情熱的になり、変化を求める空気に包まれる一年になることを意味します。木の性質を持つ四緑木星にとって、火は秘めた才能や意欲を燃え上がらせ、輝かせてくれる相性の良い関係です。
しかし、2026年、四緑木星は「停止」を象徴する艮宮にいるため、周囲の熱気に流されて無防備に動き出すのは危険です。重要なのは、この強いエネルギーを行動ではなく思考の糧にすること。
世の中の変化や新しいトレンドを観察し、「自分ならこうする」「次はこれをやりたい」といった内なる情熱を燃やしてください。今のうちに具体的で熱いビジョンを描いておくことが、運気が動き出す来年以降のロケットスタートにつながります。
2026年の運勢（恋愛・仕事・金運）
変化の気が流れる2026年は、恋愛、仕事、金運のすべてにおいて大きな節目を迎えます。
これまで当たり前だった環境や関係性が変わり、戸惑うこともあるかもしれません。
しかし、それはより良い未来へ進むための必要な新陳代謝。
無理に現状にしがみつくのではなく、変わることを受け入れ、住環境や家庭といった生活の土台を整えることに意識を向けてみてください。
恋愛・結婚運（家族や親族との縁が深まる時）
2026年は、単なる恋人同士という関係から、家族ぐるみの付き合いへと発展しやすい年です。
結婚に向けた動きが具体的になるということです。
艮宮には「家族」や「継承」という意味があるため、パートナーと具体的な将来の話が進んだり、互いの実家へ挨拶に行ったりと、家族を巻き込んだ進展が期待できます。
もし、二人の間に障害があったとしても、それを乗り越えることで以前よりも強い絆で結ばれるでしょう。
シングルの人は、アプリなどで出会うよりも、身内や信頼できる友人からの紹介に素敵な出会いが待っているでしょう。
仕事運・転職運（異動や担当業務の変更！流れに逆らわない）
仕事面でも、自分の意思とは無関係に環境が変わる転機が訪れます。
部署の異動や担当業務の変更といった引き継ぎの話が舞い込みやすくなります。
変化を嫌う四緑木星にとって、慣れ親しんだ環境が変わることはストレスかもしれません。しかし、この流れに逆らわず、新しい役割を素直に引き受けてみてください。
今は修行期間と割り切り、新しい業務を通じてスキルを磨くことが、結果として将来のキャリアアップにつながります。
金運（貯蓄の見直しと不動産運の上昇）
金運に関しては、「貯める」意識と「守る」意識を高めることが重要です。
艮宮は「不動産」や「貯蓄」と縁が深い場所であり、マイホームの購入やリフォーム、将来のための資産運用を計画するには最適なタイミングです。
一方で、引っ越しや結婚、転職といった人生の大きな変化に伴い、まとまったお金が出ていきやすくなります。
これらは未来への必要経費と割り切り、日々の無駄遣いを減らすことでバランスをとってください。
一攫千金を狙うような投資は避け、コツコツと積み立てる堅実な運用が、将来の財産を築く確かな土台となります。
運気爆上げ！2026年の吉方位＆おすすめ車中泊旅
変化の多い2026年を乗り切るためには、自分自身のエネルギーを高く保つことが欠かせません。
四緑木星にとって、2026年の吉方位は南東と西です。
この2つの方位へ車を走らせ、その土地のパワーを全身で浴びてみてください。そうすることで、抱えていた不安は自信へと変わり、明日を切り開くための勇気が体の底から湧いてくるはずです。
特に、自由気ままに移動できる車中泊旅は、風の性質を持つ四緑木星にとって最高の開運アクションです。
九星気学には「年盤・月盤・日盤」がありますが、すべての盤の吉方位を気にしすぎると旅行の計画が立てられなくなってしまいます。
本記事では、長期的な運勢に最も影響力が大きい「年盤（1年間の運気）」を基準に吉方位を選定しています。
細かい日ごとの吉凶よりも、その年の大きな気の流れに乗ることを意識して、おおらかな気持ちで計画を立ててみてください。
【南東】才能開花 × 絶景とアートを巡る旅
自分の殻を破り、新しい才能を目覚めさせたいなら南東が最適です。
南東は本来、四緑木星の定位置（ホーム）であり、2026年はそこに美と知性を司る九紫火星が巡っています。
自分らしくリラックスできる場所で、九紫火星の持つ直感力や美的センスを吸収できる最強の方位です。
美術館や芸術祭を巡るアートな車中泊旅や、視界いっぱいに広がる絶景スポットで車を停め、美しい景色を眺めながら過ごすのがおすすめです。
美しいものに触れることで脳が刺激され、「こうなりたい」という理想のビジョンが鮮明に見えてくるでしょう。
【西】活力チャージ × 夕日と美食を楽しむ海岸ドライブ
「やる気が出ない」「リフレッシュしたい」という時は、西へ向かってください。
2026年の西には、若さと行動力を司る三碧木星が巡っています。
同じ木の性質を持つ星なので、訪れるだけで枯れかけた心に潤いが戻り、やる気が湧いてきます。
また、西は夕日や収穫（食事）を象徴する方位です。
水平線に沈む美しい夕日を眺めたり、地元の市場で新鮮な食材を買い込んで車中飯を楽しんだりと、五感を満たす旅が運気を底上げしてくれます。
賑やかな場所とも相性が良いため、山奥でひっそりと過ごすよりも、観光地へのアクセスがいいRVパークや人気のあるキャンプ場など賑わいを感じられる場所がおすすめです。
まとめ
2026年は、四緑木星の方にとって、人生のシナリオが大きく書き換わるような重要な一年です。
予期せぬ変化や一時的な停滞を感じて、焦る瞬間もあるかもしれません。
しかし、それは決して不運なことではなく、より高く飛躍するために深くしゃがみ込んで力を蓄えている時期です。
無理に流れに逆らわず、やってくる変化を柔軟に受け入れてみてください。
そして、少し疲れたなと感じたら、迷わず吉方位である南東のアートスポットや、西のグルメ旅へ出かけましょう。
旅先で触れる美しい景色や美味しい食事が、四緑木星の心を整え、素晴らしい未来へと続く新しい道を示してくれるはずです。